誰でも過ちを犯し、責任をもつ権利
アサーション権には、「誰でも過ちを犯し、責任をもつ権利」というものがあります。
人間は完璧ではなく、失敗や過ちをしない人はいません。過ちを犯すからこそ、失敗による損害を最小限にするリスクマネジメントや失敗を償う方法があります。
意図的にルール違反は悪いことで、それは前例に従い罰せられることになります。しかし、人間の不完全さから起こす失敗には、それを認めることで、できるかぎり償うことができます。
失敗を責められると、非主張的になって脅えたり、攻撃的になって反抗してしまいがちです。「失敗をするのはダメな人間だ」そんなふうに考えてしまうから、このような対応をしてしまうのです。
また、「失敗をしてはいけない」と考えてしまうと、自分を卑下してしまいます。失敗しないことばかりに気を取られ、どんどん自信がなくなっていきます。
失敗を恐れ、確実なことばかりをしていくことで、チャンスを失っていくことも多くあります。
この権利は、失敗を恐れずにチャレンジする精神を後押ししてくれています。
誰でも過ちを犯し、責任をもつ権利-アサーション権関連ページ
- 誰からも尊重され大切にしてもらう権利
- アサーション権「誰からも尊重され大切にしてもらう権利」を紹介します。
- 自分で行動を決め表現し、結果に責任をもつ権利
- アサーション権「自分で行動を決め表現し、結果に責任をもつ権利」を紹介します。
- 支払いに見合った物を受け取る権利
- アサーション権「支払いに見合った物を受け取る権利」を紹介します。
- 自己主張をしない権利
- アサーション権「自己主張をしない権利」を紹介します。