ポジティブな見方をする
ポジティブな見方をすることで、自分のイメージが変わることがあります。日頃から自分はダメだと思っている人は、自分の否定的な面ばかりを見て、そういう人間なんだから仕方がないなんて思いがちです。それではアサーティブな自己表現はできません。
そのような人は、自分の長所を探ってみると良いでしょう。次のように短所の裏は長所であることが実に多いのです。
- 優柔不断→慎重
- 気が小さい→注意深い
- 大雑把→おおらか
- 神経質→繊細
- 軽率→行動力がある
- 気分屋→感情豊か
- 融通がきかない→真面目
- せっかち→行動が早い
自分に肯定的なイメージを持つことが、アサーションな考えの第一歩です。
ポジティブすぎて困ってしまうことも
しつけが甘い環境で育ったりすると、自分のマイナス面を見なかったり反省をしないタイプになりがちです。そのような人もアサーションに向いていません。ときには自分を客観的に見たり、まわりに評価されてみて、傲慢さを改めることも必要です。
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