アサーション

アサーション・トレーニングで社会人として成長できた

 社会人として成長するためにアサーションを学んだ方の体験談です。

 

 学生時代までは目上の人と接するのは、基本的には教師や教授のような限られた人に限定されていましたが、社会人になると好むと好まざるとを問わず目上の方や取引先の方々や色んな気を使う相手と付き合う事を余儀なくされ、いかに自分を表現しながらも上手くコミュニケーションをとるかを悩んでいました。

 

 その時に見つけたのがアサーション・トレーニングでした。

 

 どんなに心の中で考えていても相手に上手く伝わらなければ、社会人としては円滑に物事が進まない事を実感する日々を送っていたので、悩みを解消する意味でもアサーション・トレーニングは有意義な方法でした。

 

 元来内向的な性格の自分としては、どんなに相手の事を考えて行動したり考えていたとしても、伝わらなければ意味が無い事を実感していましたし自分が相手の反応を深読みして気疲れするだけで終わってしまう事が大きな悩みの一つでした。

 

 自分もそうですが、日本人全般としても意見を大きく主張しないのが美徳とされている部分があるので少し悩む部分は有りましたが、自分の意見を主張しつつ尚且つ非攻撃的なコミュニケーションをとる事が出来るアサーション・トレーニングは仕事だけでなく日々の生活にも効果的でした。

 

 円滑に且つ気持ちよく社会生活を送るためには攻撃的でなく自分の意見を主張する事は欠かせないので、近所付き合いにも役立つ事が多くありました。
近所付きあいは少しの意見の食い違いからご近所トラブルに発展する事も有りますが、アサーション・トレーニングを学ぶ事で今までではトラブルになりそうな事でも無用なトラブルを避ける事が出来、ご近所との良好な関係を築く事が出来るようになりました。

 

 自分の意見を少し我慢すればトラブルは避けられますが、それでは自分にストレスがたまるだけなので、社会人として気持ちよく生活する為に身につけておくスキルとしてアサーション・トレーニングは有効なものと実感しています。